【8月19日更新分】週刊・仮想通貨レポート
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週刊・仮想通貨レポート
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目次
・世界の注目
・仮想通貨
・ビットコインテクニカル分析
世界経済
先週末のジャクソンホール会議での公園でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が、インフレ抑制を最優先に利上げを続ける方針を強調しました。この方針を受けてアメリカの金融引き締め長期化の観測が拡大しています。アメリカ短期員融資上が織り込む9月の米連邦公開市場委員会での0.75%の利上げ確率は70%を超えている状況です。来週はISM非製造業景況指数に加え、FRB高官の発言や大幅利上げ継続が予想される欧州中央銀行理事会などを確認しながら方向感を探ることになりそうです。
株価に関しては、来週以降は調整による小幅な上昇が見込まれるでしょう。利上げによる景気後退の懸念から株価は暴落する形となりましたが、過熱感も高まり、一時的に買戻しが優勢になりそうです。さらに国内に限り、輸出関連株の追い風となる見込みがあるなども想定されます。しかし長期的なトレンドとしては長期の利上げ継続懸念により、引き続き下落トレンドが続くとみられ、積極的に上値を追う動きは限られると予想します。
また今週はドル円が一時140円台に突入するシーンが見られました。今後もアメリカは金融引き締めが続くと予想され、FOMCでも大幅利上げの可能性は高く、引き続き円安相場は継続する展開が強いでしょう。
仮想通貨
今週の仮想通貨相場は上値を上回る動きを渋り、天井のような動きを見せる展開となってしまいました。
イーサリアムは大型アップグレード「ザ・マージ」を控え底が固い動きとなっているものの、マーケット全体が不調であるため、地合いは改善の傾向が見られません。この不調を裏付けるデータとしてはデリバティブ市場の先物取引がバックワーデーションになっていることが上げられる。バックワーデーションとは期近物が期先物に比べて高い逆ザヤ状態のことで、その状態が約2週間つづいている。
金融市場につられ、仮想通貨も連動するように軟調が続いている。引き続き上値が重い展開が続くと考えられるが、イーサリアムに関してはアップグレードも控えているため、悲観的になりすぎる必要なないと予想する。
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT 日足チャート
BTC/USDT 4時間足チャート
日足環境分析
<トレンド>
下降トレンド→下落トレンドの戻り目か
移動平均線:下向き
MACD:プラス値、下向き
<バリュー>
RSI:平均的
BB:-1σ~基準
<出来高>
増加傾向
上昇のシナリオ(⭐️⭐️)
エントリー:20,450ドルで押し目(4時間足)
利確:20,900ドル
損切り:20,450を実体で割った時(4時間足)
下落のシナリオ(⭐️⭐️)
エントリー:19,550ドルで戻り目をつけた時(4時間足)
利確:189,700ドル
損切り:19,550ドルを実体で突破した時(4時間足)
*⭐️は五段階です。
<見解>
ビットコインはここ2週間ほどレンジ相場を継続しています。来週はこのレンジを突破した方に大きく動いていくでしょう。レンジを突破下方向にトレンドが発生することが予想されるため、そのトレンドに従うのが吉です。
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